歯並びと噛み合わせを整えて健康美と社交的な性格を手に入れよう!

なぜ、矯正治療が必要なのか

矯正治療とは、矯正装置を歯に装着し、歯の一つひとつを正しい位置まで移動させて、理想の歯並びにする治療です。自分自身の歯ですから、仕上がりも自然となります。欧米、とくにアメリカでは子供のうちにこの治療を行ってしまうケースが多くみられます。
 では、なぜ矯正治療が必要なのでしょうか。歯並びが悪いと、必然的に噛み合わせが悪くなります。そのことによって、食物の消化が悪くなり、内臓に負担をかけることもあります。また、顎の筋肉の発育が均等にならず、肩こりや頭痛、顎関節症などを引き起こす原因ともなります。さらに、脳の発達にも影響を及ぼすという研究結果もあります。
 もちろん、見た目の悪さもあります。歯並びが悪く、口を開けて笑えないなど、コンプレックスを持っていた人が、矯正のおかげで、明るく積極的な性格になったという話もよく聞きます。
 もちろん、個人差がありますが、歯というのはそれだけ重要な役割を果たしているといえるでしょう。

主な矯正治療と矯正装置


 矯正装置はブラケットという小さな金具と、それをつなげるワイヤーからできています。矯正するそれぞれの歯にブラケットを接着し、それにワイヤーを通して少しずつ歯を移動させます。通常矯正では前歯にブラケットを貼り付けるため、金属製のブラケットの場合、ニコッと笑うと目につくことがあります。最近では、歯と同じような色調と光沢を持つセラミックス製のブラケットもあり、目立たないようにすることもできます。
 ブラケットにワイヤーを留めるゴムは、セラミックスの場合透明なゴムを使用しますが、グリーンやピンクなどの色もあるので、ファッションのひとつとして、矯正を楽しむこともできます。また、歯の後ろ側に矯正装置を取り付ける舌側矯正(リンガル法)という方法もあります。ほとんど人からはわからない方法ですが、人によっては発音がしにくいなどのデメリットもあります。

 
矯正治療が必要な主な症状

叢生クラウディング(乱くい歯)
アゴが小さい、または1歯が大きく、全部の歯が並びきれず歯列から飛び出したり、歯が凹凸の状態にある場合。八重歯など。

上顎前突
上の歯または上のアゴが前に飛び出している。出っ歯など。

 

 

下顎前突
反対咬合ともいい、いわゆる受け口のこと。下の歯または下のアゴが前に飛び出している。

開口
オープンバイトともいい、歯を噛み合わせても前歯が開いた状態で、ものが噛みきれない状態。

過蓋咬合
噛み込みが深く、噛み合わせても上の前歯に隠れて下の歯がほとんど見えない状態。


矯正治療の主な流れ  
1 カウンセリング
  治療に関する不安や疑問などを相談します。
2 検査
  レントゲン撮影や歯形をとります。
3 診断及び治療計画の説明
  歯の状態や治療方法、期間、費用、支払方法などの説明を受けます。
  ここで、治療をはじめるかどうかを決定します。
4 歯磨き指導・口腔内清掃
  正しい歯磨きの仕方を教わり、口腔内の清掃などを行います。
5 矯正装置装着
  矯正装置を装着します。通常、装着には2時間程度かかります。
色もカラフルになった矯正器具のパーツ。ファッションのひとつとして楽しんでしまおう
6 歯の移動
  個人差がありますが、通常約1年半〜3年程度かかります。4〜8週間ごとに、状態の確認のため
  来院が必要。治療時間は1回15〜1時間程度かかります。
7 保定
  後戻りを防ぐため、保定装置(リテイナー)を装着します。通常歯の移動期間と同じくらい(約1年半
  〜3年程度)かかります。最初の2〜3カ月は毎月、その後は1カ月半〜2カ月に1度程度通院します。
  治療時間は1回15〜30分程度かかります。